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2026.06.11 レース結果

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第4戦 レースレポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第4戦 レースレポート

【全日本モトクロス選手権 レポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 4戦 SUGO大会

2026年66日(土)・7日(日)

宮城県/スポーツランドSUGO

天候:曇り時々小雨

気温:17

コースコンディション:ドライ

観客:2,500人(2日間)

 

2026年の全日本モトクロス選手権シリーズは、シーズン中盤戦に突入。第4SUGO大会が、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。今大会は、今季初めて全クラスが土日2日間を使用するタイムスケジュール。これにより予選は、第13戦のようなタイムアタック方式ではなく、レース形式で実施された。

巨大な複合モータースポーツ施設であるスポーツランドSUGOのインターナショナルモトクロスコースは、ふたつの丘にまたがるようにレイアウトされ、豊富なアップダウンを特徴とする。路面は粘土質で、乾いて締まるとかなりハードパック化するが、今大会は土日ともに天候が優れず、日曜日は断続的に霧雨が降ったことで、路面コンディションは適度に水分を含んだベストな状態が保たれた。ただし、随所に深いワダチが発生し、時間帯によっては細かい雨がゴーグルに付着して視界を奪うなど、タフなコンディションとなった。

Westwood MXは今季、全日本最高峰のIA1クラスに参戦する「Kawasaki PURETECH Racing」の西條悠人選手(#311)、「BLU CRU YSP浜松 BOSS RACING」の浅井亮太選手(#7)、「TEAM YUSUKE」の渡辺祐介選手(#110)と、ウエアやブーツやゴーグルなどに関するプロモーションライダー契約を結び、レース活動をサポートしている。なお渡辺選手は、諸事情により今大会限りで今季のレース出場を見送ることになった。

IA1クラス ヒート1

IA1クラスの決勝は、30分+1周の2ヒート制で実施された。ホールショットのライダーに切り返しの2コーナーで並び、オープニングラップでトップに立ったのは浅井亮太選手(#7)。しかし浅井選手はすぐに3台の先行を許し、1周目を4番手でクリアした。これに続いたのは西條悠人選手(#311)。一方、渡辺祐介選手(#110)は1周目11番手からの追い上げレースとなった。2周目、浅井選手をパスした西條選手は、さらに1台を抜いて3番手に浮上。

渡辺選手は、4周目には8番手までポジションアップ。この周、浅井選手は6番手に後退すると、翌周からじわじわと前に離され、前後に間隔のある単独走行になった。5周目、西條選手はそれまで2秒前後の差で追っていた2番手のライダーに迫ったが、抜き切ることはできず、再び12秒差でマークを続けることに。しかしレースが後半に入ると、トップがリードを拡大した一方で、24番手の距離が詰まり、三つ巴の2番手争いがスタートした。

この真ん中にいた西條選手は、12周目に再び逆転を狙って仕掛けたが、翌周には逆に後続の先行を許した。それでも西條選手は、3番手に下がった昨年度王者を14周目にパス。レースは16周でチェッカーとなり、西條選手は3位で今季2度目の表彰台登壇を果たした。レース後半、渡辺選手は7番手のライダーを約2秒差でマーク。終盤にはこの2台が浅井選手に近づき、最終ラップには3台による6番手争いに発展した。しかし順位は変わらず、浅井選手が6位、渡辺選手が8位でゴールした。

IA1クラス ヒート2

今大会最終レースとなった決勝ヒート2は、細かい霧雨が多く降って視界を遮り、それまでの走行により路面もかなり荒れた、非常に難しいコンディションで競われた。この中、ヒート1に続いて好スタートを決めたのは浅井亮太選手(#7)。2番手で最初のコーナーを立ち上がると、コース前半でトップに立ち、後続を約1.8秒引き離して先頭でオープニングラップをクリアした。渡辺祐介選手(#110)は1周目8番手、やや出遅れた西條悠人選手(#311)は1周目10番手からのレースとなった。

3周目、浅井選手は3番手に後退。翌周には2台が浅井選手に接近してきた。この4周目、順調に追い上げを続ける西條選手は、渡辺選手をパスして7番手。5周目には浅井選手が2台に抜かれて5番手にポジションダウンし、その後方には西條選手や渡辺選手を含む4台が連なった。6周目、浅井選手はこの4台すべてに抜かれて9番手に。3番手までが見える位置での8台による混戦はなおも続き、西條選手は8周目に5番手まで浮上したが、この間に前とは5秒近く遅れた。

9周目にも4番手に離されてしまった西條選手だったが、10周目にペースを取り戻すと、後ろに1台を引き連れつつ4番手との距離を詰め、12周目には3台による接近戦に。これを制して、西條選手は13周目に4番手まで浮上した。翌周、それまで2番手だったライダーがスローダウンしたことで、25番手が接近。このライダーを最終ラップとなった16周目に抜いた西條選手は、再び3位を獲得した。渡辺選手は、終盤の7番手争いに競り負けて8位。浅井選手は9位に終わった。

西條悠人選手(#311)ヒート1=3位/ヒート2=3位

「開幕戦以来の表彰台ということもありますが、地元大会で両ヒートの成績をまとめられたことに安堵しました。一方で、すでに一度勝っているし、ホームコースということもあり、勝ちにこだわって臨んだ大会だったので、優勝できなかったことが悔しいです。ヒート1はスタートを決めることができ、1コーナーのミスで少し遅れたものの、その後はスムーズに走れました。逆にヒート2はスタートで出遅れましたが、同じように序盤からいい感じで乗れました。今大会で見えてきた走りの課題をクリアして、次戦こそ優勝を狙います。今大会は雨も降っていましたが、LEATTのブーツは6.5になってから水たまりを通過しても浸水がないのでオススメ。あと、新品の段階から動きがよく、それでいて守ってくれている感じがスゴいです!」

浅井亮太選手(#7) ヒート1=6位/ヒート2=9位

「予選そしてヒート1と先頭集団で走ることができ、ヒート2はさらにいいスタートダッシュで、序盤の2周はトップを走ることができました。これにより経験値を上げることはできたものの、リザルトにつなげることができなかったことが残念です。とくにヒート2は、今大会の最終レースということで路面はとても荒れており、ワダチもかなり深く、これに対応することがまったくできませんでした。チャンスはあったのに、実力不足でそれを活かすことができず、悔しい気持ちでいっぱいです。そのヒート2は、ずっと霧雨が強く降っており、ゴーグルにはかなり厳しいコンディションでしたが、使用している100%のゴーグルについては、ティアオフの使用などをうまくコントロールできて、最後まで外さず走れました」

渡辺祐介選手(#110)ヒート1=8位/ヒート2=8位

「前戦は欠場。本当に多くの方々に支えられて、ホームコースで開催されたこの第4戦に出場できたこと、会場で多くの声援をいただいたことに、心から感謝しています。諸事情により今後の大会に参戦することは厳しくなってしまいましたが、またこの場所に戻ってくることができるよう、自分なりに一生懸命準備していきます。本当はもっと前でゴールしたかったのですが、今の自分にできる精一杯の走りはできたと思っています。今大会はとてもタフなコンディションでしたが、100%のゴーグルは最後まで視界を保ってくれたし、FLYのウエアは雨が降り続ける状況でも動きが重たくならない素材なので、自分のパフォーマンスをすべて出し尽くすことができました。ひとまず、ありがとうございました!」