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2026.07.02 レース結果

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第5戦 レースレポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第5戦 レースレポート

【全日本モトクロス選手権 レポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ

5戦 中国大会

2026年627日(土)・28日(日)

広島県/世羅グリーンパーク弘楽園

天候:曇りのち晴れ

気温:26

コースコンディション:ウェット to ドライ

観客:3,031人(2日間)

 

9戦で競われる2026年の全日本モトクロス選手権シリーズは、5月下旬から7月中旬にかけ、2ヵ月弱の間に23週間隔で第3戦から第6戦までを消化。この中の1戦となる第5戦中国大会が、6月27日(土)~28日(日)に広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で開催された。

今大会の全日本格式クラス予選は、前戦に続いてレース形式で実施予定だったが、台風と梅雨前線の影響によりレースウィークの天候が優れず、土曜日朝の路面状況が悪化していたことから、IA1クラスとIA2クラスとレディースクラスに関しては土曜日朝の公式練習がキャンセルされ、このうちIA1IA2は、午後に公式練習を兼ねたタイムアタック方式の予選が実施された。

瀬戸内海に面した人気観光地の尾道から、直線距離で北西方向約30kmほどの山中にあるコースは、アップダウンに富むハイスピードレイアウト。本来はハードパック路面だが、土曜日夜から日曜日朝にかけても小雨が降ったことで、決勝日はソフトな状態でスタートし、午後には適度な水分を含んだベストに近い状態となった。

Westwood MXは今季、全日本最高峰のIA1クラスに参戦する「Kawasaki PURETECH Racing」の西條悠人選手(#311)、「BLU CRU YSP浜松 BOSS RACING」の浅井亮太選手(#7)、「TEAM YUSUKE」の渡辺祐介選手(#110)と、ウエアやブーツやゴーグルなどに関するプロモーションライダー契約を結び、レース活動をサポートしている。ただし渡辺選手は、今大会を欠場している。

IA1クラス ヒート1

IA1クラスの決勝は、30分+1周の2ヒート制で実施された。朝に降った霧雨は、IA1決勝ヒート1がスタートするまでには止んでおり、公式練習と比べたら路面は回復傾向。この中、西條悠人選手(#311)はスタート直後に5番手の位置につけると、カワサキのファクトリーライダーをパスして4番手に順位を上げた。1周目、西條選手は3台のトップ集団を約2秒差で追う4番手。浅井亮太選手(#7)は、5番手と約3秒差の6番手で1周目をクリアした。

レース序盤、浅井選手は上位勢のペースについていくことができず、3周目には2台の先行を許して8番手にポジションダウン。しかしここで踏みとどまり、背後に迫る2台を抑えて順位を守ると、5秒ほど前を走っていたライダーが5周目に転倒して後退したことから、7番手に順位を上げた。一方の西條選手は、1周目に抜いたライダーに3周目まで肉迫されていたが、4周目以降にじわじわと引き離し、34秒先行する3番手を必死に追った。

しかしレースが中盤に入ると、3番手と西條選手のギャップは徐々に拡大。これにより西條選手は、単独走行の4番手となっていった。そしてレースは16周でチェッカー。ラスト2周までしっかりペースを維持した西條選手は、4位でフィニッシュした。浅井選手は、後続のうち1台が7周目に転倒したことで7番手を守っていたが、12周目には転倒から追い上げてきたライダーに抜かれて8番手に。最後は後続を僅差で抑え、8位でゴールした。

IA1クラス ヒート2

今大会最終レースとなった決勝ヒート2は、午後からさらに天候が回復して陽射しに恵まれたことから、ベストコンディションとなった。ただし、土が柔らかい状態で走行が繰り返されてきたことで、路面には深いワダチが多数発生。さらに、土の中に埋まった岩盤が露出している場所もあるなど、攻略が難しい状態になっていた。西條悠人選手(#311)は、スタート直後に3番手。浅井亮太選手(#7)は7番手からのレースとなった。

ところが、オープニングラップの混戦の中、両者ともにポジションダウン。西條選手は6番手まで順位を下げ、浅井選手は8番手で1周目をクリアした。さらに浅井選手は翌周にも1台の先行を許すと、3台による7番手争いの最後尾に。しかし前の2台にじわじわと離され、背後に2台の接近を許した。一方の西條選手は、ヒート1で競り勝ったカワサキファクトリーライダーを猛追。しかし3周目に、このライダーはひとつ順位を上げた。

レース中盤、西條選手の3秒ほど前方では、3台が3番手争いの集団を形成していたが、10周目にこのうちの1台が転倒して後退。これにより西條選手は5番手に順位を上げた。そしてレースは、ヒート1より1周多い17周で終了。西條選手は5位でチェッカーを受けた。浅井選手は、7周目に11番手まで後退。3台による9番手争いに加わっていると、このうちの1台が13周目に転倒したことから、10位でゴールした。

西條悠人選手(#311)ヒート1=4位/ヒート2=5位

「世羅グリーンパーク弘楽園は苦手意識の強いコースで、大会前はちょっと心配なところもあったのですが、これまでと比べたらうまく走れたと感じています。ヒート1は、序盤に3番手のライダーが近くにいたので、もうちょっと追いたかったのですが、こちらがラップタイムを維持していたのに対し、相手がペースアップして離されてしまいました。ヒート2も、同じくスタートそのものは決まったのですが、その後のコーナーで苦戦してしまい、不利な展開になってしまいました。とはいえ今大会は転倒もなく、ケガなく終われたし、苦手なコースで両ヒートとも6位以内入賞というのはポジティブに考えられます。昨年の広島はボロボロでしたから……。開幕戦でノーポイントレースを演じて出遅れていましたが、シリーズランキングも少しずつ上がってきたので、次戦でさらに追い上げます」

浅井亮太選手(#7) ヒート1=8位/ヒート2=10位

「ここはキッズ時代から走り慣れていて、IA2でも昨年のIA1でも初めて表彰台に立った場所。自分では得意だと思っています。しかし前戦に続いて今大会も、とにかくライディングが悪すぎて、まるで勝負にならない状態。これが実力と言われてしまえばそれまでなのですが、自分の力を100%出し切ることができず、コースとマシンに苦戦して終わる大会が続いているので、そこを抜け出さない限りは上位で走れないと感じています。普段なら勝てるライダーにまで負けてしまって、かなり苦しいのですが、こんなところで諦めていたらそれこそ終わりだと思うので、気持ちを強く持ち、自分の走りをよく見つめ直し、そしてライバル以上の努力を続けます。今回のヒート1で、爽やかなブルー×ホワイトのウエアを初披露しました。次戦こそ、ウエアに負けないカッコいい走りをします!」