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2026.07.16 レース結果

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第6戦 レースレポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第6戦 レースレポート

【全日本モトクロス選手権 レポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ

6戦 北海道千歳大会

2026年712日(日)

北海道/新千歳モーターランド

天候:雨のち曇り

気温:25

コースコンディション:マディ

観客:431

 

9戦で競われる2026年の全日本モトクロス選手権。その第6戦北海道千歳大会が、ワンデースケジュールにより712日(日)に開催された。今大会は、第3戦から8週間で実施されてきた4連戦のラストで、この後は2ヵ月間のサマーインターバルを迎える。

2023年に10年ぶりの復活を果たし、2024年にも実施されたものの、昨年は休止された北海道大会。今年は大会名に「千歳」がプラスされているが、使用されたのは以前と同じ新千歳モーターランドのダート・モトクロスコースだ。北海道らしい雄大なレイアウトと、噴火による細かい軽石や火山灰などが堆積したサンド質の路面が特徴。走行により発生する路面のギャップやうねりへの対応力も求められる。

日曜日は朝から大粒の雨が降り、元々湿っていたコースは、水たまりが多くできるほどのマディコンディションに。その後は曇りベースで一時的に降雨がある天候で、午後の路面は多少改善方向ではあったが、ベストな状態には程遠かった。

Westwood MXは今季、全日本最高峰のIA1クラスに参戦する「Kawasaki PURETECH Racing」の西條悠人選手(#311)、「BLU CRU YSP浜松 BOSS RACING」の浅井亮太選手(#7)、「TEAM YUSUKE」の渡辺祐介選手(#110)と、ウエアやブーツやゴーグルなどに関するプロモーションライダー契約を結び、レース活動をサポートしている。第4戦を最後に一度は今季の参戦を見送ることを発表した渡辺選手も、今大会に出場している。

IA1クラス ヒート1

IA1クラスの決勝は、30分+1周の2ヒート制で実施される予定だったが、進行の遅れによりレース時間が短縮。またスターティングマシンの故障により、決勝は全クラスがフラッグスタートとされた。25分+1周に設定されたヒート1では、浅井亮太選手(#7)が好スタートを決めて3番手の好位置を確保。これに渡辺祐介選手(#110)が続いた。1周目、浅井選手は3番手をキープ。渡辺選手は6番手に後退し、西條悠人選手(#311)は10番手でオープニングラップをクリアした。

2周目以降、浅井選手は徐々にポジションダウン。渡辺選手は3周目にひとつ順位を落としたが、翌周に浅井選手を抜いて6番手に復活した。しかし5周目に渡辺選手は転倒を喫し、11番手に後退。この周、5台による6番手争いの中で西條選手が浅井選手をパスし、8番手に浮上した。西條選手は、6周目と7周目にも1台を抜いて6番手。終盤に近づいてきたライバルに隙を与えず、13周となったレースで西條選手が6位を獲得した。転倒後に追い上げた渡辺選手は8位、浅井選手は9位となった。

IA1クラス ヒート2

今大会最終レースとなった決勝ヒート2は、さらにレース時間が短縮されて20分+1周で競われた。西條悠人選手(#311)はスタート直後に5番手の好位置を確保。先頭争いをしていた2台のうちの1台が転倒し、浅井亮太選手(#7)が西條選手を抜き、混戦の中で渡辺祐介選手(#110)が追い上げ、1周目を浅井選手が4番手、西條選手が5番手、渡辺選手が6番手でクリアした。2周目、浅井選手は1台を抜いて3番手浮上。これに続こうとした西條選手は転倒し、15番手まで順位を落とした。

トップ2には離されながらも、浅井選手は4周目まで3番手をキープ。5周目には1台の先行を許した。その背後には、渡辺選手を含む3台が肉迫。7周目、浅井選手はこの3台に抜かれて7番手に後退した。一方、これで6番手に順位を上げた渡辺選手は、前の2台を猛追。翌周には1台の攻略に成功した。しかしこの間に、4番手とのギャップは拡大。レースは11周でチェッカーとなり、渡辺選手は今季ベストリザルトの5位でゴールした。浅井選手は7位、転倒でマシンを破損した西條選手は18位に終わった。

渡辺祐介選手(#110)ヒート1=8位/ヒート2=5位

「第4SUGO大会の際に、今シーズンの継続参戦を諦めると発表したのですが、協力企業が声をかけてくださり、今大会からまたフル参戦できることになりました。いろいろとお騒がせして申し訳ありませんでした。

ここからまた、観ていて楽しいレースができるよう精一杯頑張るので、応援よろしくお願いします。今大会のヒート1は、第4戦以来のレースで、しかも序盤に6番手という久しぶりの位置にいてテンションが上がりすぎ、転んでしまいました。とはいえ、元々は得意なコースということもあり、ある程度は追い上げられました。ヒート2は、再び前のほうでバトルができ、抜きつ抜かれつで5位。おもしろいレースができました。

3戦、第5戦とお休みしてしまったので、自分としては『またインターバル!?』という感じですが、シーズン後半戦に向けてしっかり準備していきます」

浅井亮太選手(#7) ヒート1=9位/ヒート2=7位

「ヒート1はスタートが決まり、1周目こそ3番手で戻ってくることができましたが、その後はずるずると順位を落とす展開に。ヒート2も、スタートこそヒート1と比べたら悪かったとはいえ、2周目には同じく3番手まで上がることができたので、今度こそ粘りたいと思いながら走っていました。しかしやはり実力不足で、上位勢とのスピード差はかなりありました。これを何とかしないと、気持ちいいレースができないし、もちろん表彰台にも届かないと思いますが、現状はそれが難しい状態。いいスタートが切れているので、これでスピードが上がれば結果につながると思うので、インターバルの間に努力を続けていきます。

100%のゴーグルは、予選と決勝2レースともラミネートティアオフを21枚装着して臨みました。曇ることもなく、ティアオフも最後まで持ち、とても助けられました」

西條悠人選手(#311)ヒート1=6位/ヒート2=18位

「ヒート1はスタートが決まらなかったのですが、その後のペースは悪くなく、淡々と走って6位。あまりにもドロドロで、あまり覚えていません。ヒート2は、4番手のライダーをパスしようとした際、ワダチにうまく合わせることができずに転倒。この際にハンドルとタイヤが曲がってしまい、ピットインして応急処置してもらいましたが、その後はまったくペースを上げられませんでした。今年は、初優勝した開幕戦が、カラダの状態が一番よかった感じがあり、現状はそこに持っていけていません。この2ヵ月間のインターバルで、もう一度あのときの感覚を取り戻し、第7戦では総合優勝を狙います。

今大会、ゴーグルは100%のARMEGAにダブルレンズを装着し、曇り止めを塗って臨みました。ゴーグルにとってはかなりタフなコンディションでしたが、まるでトラブルなく使えました」