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2026.09.18 レース結果

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第7戦 レースレポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権 第7戦 レースレポート

【全日本モトクロス選手権 レポート

2026 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ

7戦 近畿大会MRAカップ

2026年912日(土)・13日(日)

奈良県/名阪スポーツランド

天候:曇り時々雨のち晴れ

気温:30

コースコンディション:ウェット

観客:2,200

ちょうど2ヵ月間にも及ぶ長い夏休みが終わり、全9戦で競われる2026年の全日本モトクロス選手権はシーズン終盤戦に突入。第7戦近畿大会MRAカップが、奈良県の名阪スポーツランドで開催された。三重との県境に近い山中に設けられたコースは、サンド質の路面と豊富なアップ&ダウンが特徴。基本レイアウトは昨年から継承され、コースは幅が狭くて短く、テクニカルな構成となっていた。

レースウィークに降り続いた雨により、路面に大量の雨水が浸み込み、土曜日朝のコースはかなりぬかるんだ状態。土曜日の天候は曇り時々晴れで、状況は回復傾向だったが、依然として谷地となった低いエリアのコース上には水たまりが残っていた。

日曜日も朝から曇りで、さらに回復が進むと思われたが、午前中に実施されたIA1クラスの決勝ヒート1がスタートする直前から、突然の強い雨。30分ほどで止んだものの、この影響で再び路面状況が悪化した。日曜日午後は晴れで、かなり乾いたセクションもあったが、それでも全体的には水分含有量が多め。柔らかくなったサンド路面には無数のワダチが随所に刻まれ、非常に攻略が難しいコンディションだった。

Westwood MXは今季、全日本最高峰のIA1クラスに参戦する「BLU CRU YSP浜松 BOSS RACING」の浅井亮太選手(#7)、「Kawasaki PURETECH Racing」の西條悠人選手(#311)、「TEAM YUSUKE」の渡辺祐介選手(#110)と、ウエアやブーツやゴーグルなどに関するプロモーションライダー契約を結び、レース活動をサポートしている。今大会では、各選手が2027年モデルのウエアも導入している。

IA1クラス ヒート1

IA1クラスの決勝は、15分+1周の3ヒート制。突然の強い雨に見舞われたヒート1では、浅井亮太選手(#7)と西條悠人選手(#311)が好スタートを決め、浅井選手が3番手、西條選手が4番手からのレースに。ところが1周目、西條選手は転倒を喫して、ほぼ最後尾まで後退した。一方、浅井選手は1台をパス。オープニングラップを2番手でクリアした。渡辺祐介選手(#110)はスタートで集団に飲み込まれ、1周目15番手からのレースとなった。

レース序盤、浅井選手はトップのライダーをしぶとくマーク。6周目までに5秒ほど離されたが、7周目には再び約2.5秒差まで近づいた。しかし8周目、トップ2台に後方からさらに1台が近づき、浅井選手は3番手に後退。浅井選手を抜いたライダーは直後にクラッシュしたが、同じ周に浅井選手も転倒して順位を落とした。そして浅井選手は、10周のレースを7位でゴール。渡辺選手は12位、西條選手は15位まで追い上げてゴールした。

IA1クラス ヒート2

決勝ヒート2は、曇天で時々日が差す天候。ヒート1で好スタートを決めた浅井亮太選手(#7)は、スタートこそやや出遅れたが、混戦の中で積極的に順位を上げ、オープニングラップを5番手でクリアした。一方、西條悠人選手(#311)と渡辺祐介選手(#110)は、再びレース序盤で下位に沈む苦しい展開。スタート直後のポジション争いが少し落ち着いた2周目の段階でも、西條選手が11番手、渡辺選手は15番手という状況だった。

この2周目、前を走っていたライダーの転倒により、浅井選手は4番手に。この段階で3番手のライダーとは約5.5秒差で、4周目には約4秒差まで詰めた。その後、再び両者のギャップが6秒近くに。それでも浅井選手は粘り、再び約4秒差まで詰めた。しかしラスト2周となった9周目に少し離されると、最後は1台の先行を許し、浅井選手は惜しくも5位でチェッカーを受けた。西條選手は9位、渡辺選手は11位でフィニッシュしている。

IA1クラス ヒート2

今大会最終レースとなった決勝ヒート3は、さらに天候が回復し、ときには強い日差しも照りつける状況。スタートでは、またしても浅井亮太選手(#7)が実力を発揮し、4番手あたりにつけた。しかし浅井選手は混戦の中で後退し、1周目は6番手。また、西條悠人選手(#311)は8番手、渡辺祐介選手(#110)は14番手からのレースとなった。コースは、路面が荒れてワダチだらけの非常に難しいコンディション。この中、鋭く追い上げたのは西條選手だった。

2周目に1台をパスした西條選手は、3番手を争う5台の集団に加わると、3周目には5番手、5周目には4番手、そして翌周には3番手に。この段階でトップ220秒以上先行していたが、西條選手は3番手をキープしてレース終盤を迎えた。ところが、ラスト2周となった9周目に、西條選手は転倒。すぐに再スタートしたものの、この間に2台の先行を許し、西條選手は5位でゴールした。渡辺選手は10位、転倒もあった浅井選手は16位に終わった。

浅井 亮太 選手(#7) ヒート1:7位/ヒート2:5位/ヒート3:16位

「ヒート1は、残り約5分まで2番手を走っていたのに転んでしまいました。目の前に表彰台のチャンスがあったのに、それを活かせなかったことが悔しいです。ヒート2も前半は4番手を走っていたものの実力不足。ヒート3はまるでペースが掴めず、転倒もあって順位を落としました。大会を通して安定した走りができず、結果にもつなげられなかった点は大きな課題ですが、少しはいいところも発揮できたと思います。やってきたことは間違っていないと確認できたし、レベルも上がりつつあることを実感できているので、次は結果につなげたいです。THORのウエアが2027年モデルとなり、心機一転の気持ちで臨むことができました。ヒート1ではかなりの雨が降っていましたが、100%のおかげで最後に転倒するまではゴーグルを外すことなく走れたので、とても感謝しています」

西條 悠人 選手(#311)ヒート1:15位/ヒート2:9位/ヒート3:5位

「ヒート11周目に自分のミスで転倒。これでマシンにダメージを受け、ペースが上げられませんでした。ヒート2は、サスセットに悩みながら臨んだことで、日曜日の朝まであった好調なフィーリングが消えてしまいました。そこでヒート3は、サスセットを思い切って逆に振ったら、これがぴったりでペースよく乗れていました。しかし残り2周で、後ろからライバルが近づきつつあることを察知したときに、ちょっとしたミスで転倒。もったいないレースをしてしまいました。カラダの状態がいいことは自分でもよくわかったし、今大会でもいろいろ学べたので、残り2戦でまた優勝できるよう頑張ります。LEATTのウエアは、腕まわりが少し細くなってよりフィットし、内膝の素材変更でグリップが向上するなど、2027年モデルでさらに進化していて、よりマシンを操りやすくなっています!

渡辺 祐介 選手(#110)ヒート1:12位/ヒート2:11位/ヒート3:10位

2ヵ月間のインターバルに、かなり乗り込みなどもできたのですが、今大会は非常にタフかつ苦手なコンディションになってしまい、今の自分にはとても厳しかったです。毎ヒート転んでしまい、残念な結果に終わりましたが、リザルトはともかく走りはヒートごとに改善できたと思うので、次戦につながる要素はあったと思います。今大会から、決勝では2027年モデルのウエアも着用しています。FLYのウエアは、以前からストレッチ性にかなり優れていたのですが、最新モデルはさらに向上しており、さらに肌触りがよくて通気性もこれまで以上のレベルにあります。またとても軽量で、これもレースでのアドバンテージに。今回はウエアを目立たせる位置を走ることができませんでしたが、このままでは悔しいんで、次戦はまた精一杯取り組みます!」